hidew さん、もう一度確認させてください。
2007-01-06


hidew さん、念のため、今回の経緯と、あなたの理解を確認させてください。

経緯について

公金 10 億円を批判する記事において、「コンピュータ・リテラシーの向上を優先すべき」とした記述に対し、高木氏から「両方やらなきゃダメだ」といった主旨の厳しい指摘が寄せられました。それが事の発端。

それに対して、反論記事を掲載するも、コメント欄にてイマイチ噛み合わないやり取りが続けられていました。

おいらは元々 Winny のセキュリティー的な観点における問題点に関する議論よりも、金子氏に下された判決がソフトウェア開発者に与える心理的影響の方に興味を抱いていた為、当初は本題とはあまり関係のない横道に逸れた議論を展開していたのですが、貴ブログにおけるコメント欄でのやり取りを見ているうち、当初の高木氏による指摘、というよりはもとよりこの辺の記事で主張していた氏の本質的な真意が、一般にはなかなか伝わりにくい難しい概念であるようだという認識に至り、その理解を深めるべくフォローする為の議論として、この記事を書くに至りました。

その後、拙ブログにおけるコメント欄でのやり取りにより、hidew さんが「Winny ネットワークが存在することの本質的な危険性」を理解されていないことを知るに至り、以降はその点のみに絞って説明をさせていただいたという次第であります。

以上、経緯の認識に相違はございませんでしょうか?

ご理解について

@DRK ― 2007年01月02日 10時12分24秒

「Winnyはピストル」って例えがあったけど、むしろ「原子力」かと。
電気を起こせて一定の利益はあるのだけど、「その原理上とてつもない危険性を内包している」事が問題で、その対処方法が確立されてない以上は使わないほうがもちろんよい、という点では同じかな。

わずか130字で Winny問題の本質を的確に説明している。お見事!

@DRK (彼はおいらの旧知の友人であり気恥ずかしいので呼び捨てで書くわけですが) の説明は、Winny の機能や性質 (「技術」と言えるほど小難しいものではありません、念のため) をイマイチ理解していない (汚い言い方をすれば、オタクどもの話についていけていない) 人にも、感触としては柔らかく、馴染みやすい、理解した気になれる文言となってはいますが、Winny の機能や性質そのものを的確に説明する文言となっているわけではありません。例え話そのものが不味いわけでは無いのですが (事実、おいらは最良のリファレンスとして、Tariki 氏の書かれた「速度メーターが壊れた自動車」の例え話を何度も何度も何度も何度も紹介しているわけですが)、その例え話が具体的にどのような事象を揶揄しているのかが説明されないことには、正確な説明としては不十分ということになります。


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