新人の熱病
2010-02-25


おかしいな。。。おいらはてっきり彼は本職もプログラマーなのかと思っていたのだけど、そういうわけではないのかな。。。?

っていうのは、プログラマーとして有能たり得る性格的な資質を考えたときに、彼のこの記事での発言、そこから垣間見えるメンタリティーからはあまりにも乖離しているから。

過去やってきた実績なんて1ミリも役に立たない

プログラマーは常に学びの繰り返しではあるんですが、それは過去に学んだ礎としての土台を前提としています。過去のプログラミングの経験を「1ミリも役に立たない」と感じながら職業プログラマーしているんであれば、なるほど確かに素質無さそうなので今すぐ転職を考えた方がよいとご進言申し上げます。

自分のわがままなんて1つも通るはずがない

プログラマー、SE の違いに関わらず、相手が上司だろうと顧客であろうと、よりよい提案があるならそれを表明し、意見を求めることができないならば、技術者として最も必要とされる類のコミュニケーションスキルが圧倒的に欠けていると見なさざるを得ません。これもまた、どうしようもないとおっさられるようであれば、なるほど確かに素質無さそうなので今すぐ転職を考えた方がよいとご進言申し上げます。

まぁ、これに関しては、一年坊主に発言権が許されない雰囲気の職場も多々ありますし、一年坊主が身につけていなくても割と許される類の能力でもありますので、とりあえず気にされなくとも良いでしょう。一年間これができずじまいで「あいつは結局芽が出なかった」と言われても仕方のない話ではありますが。

兎にも角にも、”本業”の仕事だけを死ぬほどやりまくること

(中略)

平日の朝から夜まで一緒に会社の中で頑張って評価される

(中略)

いや、死ぬほど頑張って働きましょうよー。

また、仕事が定時が終わっても、土日も仕事モードの”オン・オフ”にするのではなく、
仕事モードは”ハイ・ロー”の概念がいいらしいです。
それぐらい、ずっと仕事モードでいると色々と成長が早いと聞きます。

この辺はおいらの誤解もあるかも知れないが、余暇をしっかり休めないような人にデリケートなシステムの設計・実装・テストのいずれも任せることはできない。「死ぬほど」「頑張って」デリケートなシステムを組まれたところで、あなたが過労で死ぬ分には別に構わないのだが、そのシステムを利用するユーザーが死に至るような事故に巻き込まれるようなことはあってはならないからだ。

プロフェッショナリズムとはこうした利用形態と品質保持とのトレードオフを適切に判断し、それを自身の心身管理にまで反映できることをも含む。気分転換が必要だと思うならしっかり気分転換することもまた、プロとしては必要な行動だ。それが理解できないようであれば、なるほど確かに素質無さそうなので今すぐ転職を考えた方がよいとご進言申し上げます。

…などなどと綴ってみたところで、実際本当に職業プログラマーではないと言うことであれば、これは本当に単なるおいらの早とちりでしたので非常に申し訳ない。気分転換に綴った単なる妄言として適当に受け流して頂ければ幸甚。

…と、ここまで書いて、いまさらプロフィールの存在に気づくヲレw IT系の営業とコンサルですか。なるほど通りで人間関係とか重視されるわけですね。「目標数値」とか言う意味不明言語が出現した理由も合点が行きました。

お願いですから現状のあなたの価値観を技術者の方々に押しつけるのだけはやめてあげて下さいね。それは即ち下手な営業で無茶な仕事を取ってくるのはご勘弁、ということをも意味するわけですが。



続きを読む

[戯言]
[バグ報告]

コメント(全2件)
コメントをする


記事を書く
powered by ASAHIネット