どっちもどっちで極端なんだよなぁ。
2007-04-29


しかしそれでも、おいらとしては仙石さんに同意できる部分は多くあります。おいらの場合、「信念」などというたいそうな言葉を使うつもりはなくて、かといって「人生プラン」なんてスーツの似合いそうな言葉wで茶を濁すつもりも全然なくて、月並みではありますが「目的」ぐらいの言葉が最も妥当なんではないかと個人的には思っております。

技術者に限ったことではないのですが、目的意識のない人間が、それでも仕事をこなすということに、あまり意味を感じないのです。もちろん、現実問題として収入を得て自活する必要に迫られるのは確かですし、収入を得ること自体が目的になりうる可能性も否定するつもりはありません (平均的な物乞いが現在得ている収入を知らんのでなんともいえませんが、生活レベルやコミュニケーションなどの面もありますので、「金が欲しいだけなら坊主かホームレスにでもなればいい」なんて極端なことは言いません)。なので、自分がそれまで学んできたことに対して、何らかの目的意識を持ってそれらに臨んできたわけではない、ということであれば、仕方がないのでとりあえずは「無難な就職」を実現しておくのが良いのではないか、という意味では徳保さんと同意見です。

とはいえ、それはあくまでも「とりあえず」の選択であるべきです。つまり、「人生選択を保留する」という考え方です。そして、そのためには再選択が行いやすくなるようなポジションを確保しておかねばならない、ということになります。

以上を踏まえた上で、最初に仙石さんが取り上げていた 3つの要素について、おいらなりの視点を書いてみることにします。


続きを読む
戻る
[戯言]

コメント(全1件)
コメントをする


記事を書く
powered by ASAHIネット